大阪堺市にある産婦人科医・舩越典子医師(典子エンジェルクリニック)による化学物質過敏症権威である宮田幹夫医師(そよ風クリニック)に対する告発動画が今年1月6日に公開された。動画の再生回数はあっという間に10万回を超え物議を呼んだ。そして多くの良識的なコメントが寄せられた。

化学物質過敏症界隈からも多くの感想が上がったが、その多くは下記に集約される。
・舩越典子氏の私怨
・宮田氏に直接話を聞くべき
・宮田氏が可哀そう
・プライベートな手紙を晒すのはよくない etc.

が、いずれも宮田医師の手紙の中身を真正面から議論する様子はない。報道に対して異議があるようだが、国民にとって重要な公益性の高いものである「診断書」に疑義があればジャーナリズムにとりあげ議論のテーブルに上げられるのは当然のことである。そこに問題があれば是正されるべきなのである。

宮田幹夫医師の手紙

ニューソク通信から宮田医師の手紙の中身を一部引用しよう。

先日の先生の患者さんであるA様の件ですが、化学物質過敏症の患者の中では比較的不安障害が強い方かと思います。検査は問題なく行えました(※)。(中略)最初は私は精神症状が多い患者には診断書を書き渋っておりました。中には被害妄想が強くて、統合失調症ではないかと思うような患者もおいででした。しかし体調がよくなると妄想も消えてしまい、最後にはそんな変なことは行ったことが無い、と逆に叱られる始末でした。うつ病は体調が悪くなり、原因が何であれ、追い込まれれば誰でも発症する可能性があるように最近は思っています。そして誰かが救ってやらなければ生活が出来なくなってしまいます。精神科の医者が診断書を書くか、私が書くか、だけの違いだと思って、エイヤッと書いております。(中略)ともかく火の粉をかぶるつもりで、診断書を書かせて頂きました。(中略)何かありましたら、お馬鹿な宮田へ(藤井注:患者を)回して頂きたいと思います。

検査結果に異常が出れば化学物質過敏症と診断書が書けるのではないか。それが異常が出なかった、つまり普通なら化学物質過敏症と書いてはならないところを「エイヤッ」と診断書を書いたのではと推察される。宮田医師はA氏の検査内容を公表し説明責任を果たすべきと考える。

関連動画

ニューソク通信が不正な診断書交付の問題を報道、舩越典子医師が実名、顔出しで内部告発(黒薮哲哉氏)

http://www.rokusaisha.com/wp/?p=45406

医師が内部告発、宮田幹夫・北里大学名誉教授の医療行為の評価、化学物質過敏症の安易な診断書交付を問題視

http://www.kokusyo.jp/%e6%a8%aa%e6%b5%9c%e3%83%bb%e5%89%af%e6%b5%81%e7%85%99%e8%a3%81%e5%88%a4/17325/