皆さまへ

(1)明日26日(火)の日刊ゲンダイに横浜副流煙事件のことが載ります。ぜひお読み下さい。

(2)告発について

 いったん東京地検から加賀町警察署と移りましたが、最終的に青葉署が事件を扱うことになりました(受理はまだこれから先です)。
 青葉署は当時「斎藤実(みのる)」元神奈川県警本部長(現警視総監)の指示のもと、A家とA家代理人の陳情により「藤井家に2度刑事を出動させている当事者」です。が、当時の望月勇人刑事や山本哲治署長らも異動しているため、今の刑事や署長らには事情がわかりにくいところがあります。
  今回、今の伊藤刑事が「当時の望月刑事」に確かめたところ、「当時の山本哲治(青葉署)署長が、A家の代理人と直接話をしていたことは事実だ」と認めてくれました。望月刑事もしらばっくれたり「藤井は面倒くさいから相手にするな」といくらでも言えたのに、逃げずに事実を認めました。望月氏は過去も真摯に認めています(下記動画参照)。

 A家の「藤井家が四六時中タバコを吸っている」との2度の陳情に、斎藤実が青葉署に藤井家を調べるよう指示をした事実は、A家ら自身により裁判の早い段階で公開されています(甲16号証、17号証)。それは「自分達には警察本部長をも動かす力がある」と裁判所に対して誇示するためとも考えられます。斎藤実にすれば、まさか自分が裏で動いたことが裁判書面として公開されるとは思わなかったでしょう。

(3)下記は先日(4月15日発売)の週刊新潮の記事です。
【週間新潮】
 目的のためには手段を選ばない。「原理主義者」に特有な言動である。「反たばこ」の総本山、「禁煙学会」理事長が刑事告発された。診察もせず、たばこ被害の診断書を作成していたのだ。
 〈被告発人の行為は、詐欺罪及び虚偽公文書行使罪に該当すると思料するので、捜査の上、厳重に処罰されたく、告発いたします〉そんな穏やかならぬ「告発状」が提出されたのは、3月31日のことである。「彼みたいな人を許していては、私たちのような被害者がまた出てくる。だから告発に踏み切りました」と述べるのは、横浜市在住・英語講師の女性だ。                              

 経緯を振り返ると、市内の団地に住む女性の夫が突如、一階上に住む3人家族に訴えられたのは2017年のこと。曰く、女性の夫が吸うたばこの副流煙で家族が受動喫煙症や化学物質過敏症に罹患した。4500万円の損害賠償金と、自宅での喫煙禁止を求める――。 が、女性の夫はヘビースモーカーではないし、ミュージシャンという職業柄、仕事部屋には防音設備があり、健康被害が出るほど煙が出るはずもない。一審、二審とも夫側が勝訴した。 

 その裁判の過程で出てきたのが、「日本禁煙学会」理事長の作田学医師による「診断書」である。女性が続ける。「彼は原告に相談され、うち1人については、対面もせず、伝聞と書類だけで『受動喫煙症』との結論ありきの診断書を書いていた。これは明確な医師法違反で、地裁の判決でも認定されたのです」 昨年、裁判は終結。それを機に、診断書の偽造やそれに基づく診療報酬の不正請求について告発に踏み切った、というわけなのだ。 

 作田氏率いる禁煙学会は、過激な言動で知られ、過去には、宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」で、登場人物がたばこを吸うシーンがあるのが問題だと、制作会社に苦言を呈したことも。つい最近も、「仙台市内の公園に喫煙者が集まるため、市が分煙を図って喫煙所の設置を検討した。すると早速“喫煙者の禁煙したいという気持ちをくじけさせる”と、反対の文書を送っています」(社会部デスク)分煙すら許さない。実に「不寛容」な話である。 

 当の理事長(藤井注:作田学医師のこと)に聞くと、「検察庁は適正に対処し、不起訴にするものと考えている」と述べるが、「禁煙ファシズムと戦う会」代表を務めていた、作家・比較文学者の小谷野敦氏は言う。「私も作田さんと論争したことがありますが、こちらの主張に全く耳を貸さない人でした。しかし法令まで破るとは、ついに一線を越えてしまった気がします」新聞・テレビが報じない“たばこ警察”一つの実態だ。

(4)下記は最新の黒薮氏のHP「メディア黒書」からの記事です。お読みください。

 表題:横浜副流煙事件の刑事告発、『週刊新潮』が報道 

藤井敦子