私は2021年2月11日に下記のメールをしんぶん赤旗に送った。すぐに「メールありがとうございます。 担当部に転送しました。」と赤旗編集局読者室から形式だけの返事が来ていたが、7月24日付けで、再度【日本禁煙学会】の活動を紹介する記事を掲載していたことが判明した。

このことを受け、私は8月8日付けでしんぶん赤旗に対し下記のメールを送った。

受付の方へ

このメールを受けられた方にお願いします。下記を担当の方にお伝えの上、その方から必ず私に直接お返事いただけますようお計らい下さい。何卒よろしくお願いいたします。

2021年8月8日(日)

担当者様へ
 今年2月11日にメールをしました藤井敦子です。その際、日本禁煙学会がかかわった「横浜副流煙裁判」についてお話しました。そして今後、日本禁煙学会に関する記事の掲載にあたっては慎重にご判断いただきたいとお伝えしました。が、残念なことに、貴殿は再度「日本禁煙学会に関する記事(7月24日付)」を掲載しました。そのことに対し再度意見をお伝えいたします。

 2月以降の経過を申しますと、2月末には東京都福祉保健局指導監査部および横浜市健康福祉局保険年金課が、作田医師の医師法20条違反を認め、国民健康保険側が、作田氏が勤務していた日赤に不正請求であるとしてレセプトを返戻したことが情報開示請求により判明しました。さらに、それを受け、作田医師が虚偽の診断書を行使したことに対し、告発人7名が神奈川県警青葉署に告発状を提出し5月28日に受理されました。現在、「虚偽診断書行使罪」で作田氏は捜査下にあります。http://www.kokusyo.jp/%e6%a8%aa%e6%b5%9c%e3%83%bb%e5%89%af%e6%b5%81%e7%85%99%e8%a3%81%e5%88%a4/16357/

 また、この事件は既に週刊新潮・日刊ゲンダイ・紙の爆弾・アサヒ芸能・虎ノ門ニュース・ニューソク通信などが日本禁煙学会に対し批判的な立場で報道を行っています。彼らは私への取材だけでなく、裁判資料・判決・行政開示資料等を把握したうえで報道を行っています。今後、私達は作田氏に対し反訴を行う予定でありますので、報道は数年続くことが予想されます。

 このような中、貴殿が作田学医師を理事長とする日本禁煙学会の活動を記事として取り上げることは、あたかも日本禁煙学会がまともな団体であるかのような誤解を国民に与えてしまいます。確かに、報道の自由は誰にもあるとは思います。しかしながら、禁煙学会はこれほどまでに社会的に問題のある事件を起こしているのですから、一度は事実確認を行うべきではないでしょうか。ましてや、共産党は政治を行う機関です。その影響力と責任は重く、後で「そのような団体だとは知らなかった」との言い訳は通用しません。この事件には国民も注目しているからです。

 ちなみに私は無党派でタバコも吸いません。が、一つだけ信条を持っています。それは「主義主張にかかわらず、全てのことは事実に基づいて行われるべき」ということです。どうか早急に一度、日本禁煙学会が犯した事件について詳細を確認するためにお電話いただけないでしょうか。お待ちしています。 

藤井敦子
住所:〒225-0021   神奈川県横浜市青葉区すすき野2-5-2-103電話:070-5548-1225メール:a_atchan@yahoo.co.jp

尚、事件の詳細はジャーナリスト黒薮哲哉(くろやぶてつや)氏が全面取材を行っていますのでご確認下さい。http://www.kokusyo.jp/%e6%a8%aa%e6%b5%9c%e3%83%bb%e5%89%af%e6%b5%81%e7%85%99%e8%a3%81%e5%88%a4/

また、念のため、前回お送りしたメールの内容を添付します。

2021年2月11日(木)

担当者様へ
 初めまして。藤井敦子と申します。私は横浜副流煙裁判という受動喫煙を巡る裁判で4500万円で訴えられた被告の妻です。 横浜副流煙裁判についての詳細は、ジャーナリスト黒薮哲哉(くろやぶてつや)氏が全面取材を行っていますのでご確認下さい。http://www.kokusyo.jp/%e6%a8%aa%e6%b5%9c%e3%83%bb%e5%89%af%e6%b5%81%e7%85%99%e8%a3%81%e5%88%a4/

 赤旗では過去複数回にわたり、 日本禁煙学会理事長・作田学氏による話を取り上げています。


 日本禁煙学会は完全禁煙社会を目指すという名目のもと、受動喫煙症というWHO、厚労省にも認可されていない病気の診断基準を独自に設け、 それにより作成した診断書を「行政、職場や我が家のような個人宅」に提示し提訴をも視野に入れ画策する団体です。

 しかし2019年11月28日横浜地裁、2020年10月29日に東京高裁にて、「(日本禁煙学会の)受動喫煙症の診断書は自己申告に依拠しており客観的根拠に欠いている」と判決が下り、「受動喫煙症の基準は、受動喫煙自体の客観的証拠がなくとも患者の申告だけで受動喫煙症と診断してかまわないとしているのは、法的手段をとるための布石とするといった一種の政策目的によるもの」と認められました。

 ミュージシャンである夫は、ほんの数本を密閉された自室(防音室)でしか吸わないにもかかわらず 朝から晩まで四六時中、膨大に吸っていると診断書に書かれ 被告にされ、3年間法廷に立たされました。 吸わない私と娘まで喫煙していると疑われ続けました。 

 実は、原告(家族3名)のうち父親は元ヘビースモーカーです。過去25年に及ぶ喫煙歴と、提訴2年前まで吸っていたのです。それを隠し、自らの病気(父親と娘のガンの再発まで)我が家のせいだと作田学医師とともに、責められました。

 日本禁煙学会の診断基準の最大の問題点は、「自己申告・主訴」にもとづき診断書が作成できること。つまり、現場の状況がどうであるかを調べることもせず 患者の言い分が正しいものとして、犯人(喫煙者)まで特定して診断書を書いてしまえることです。それに4500万円の値段がつけられ提訴されたのです。作田医師とすれば、我が家を見せしめに オリンピックに向けた禁煙社会へのはずみとしたかったのでしょう。私達の裁判には、日本禁煙学会の理事・弁護士であり、都民ファーストの議員である岡本光樹氏もかかわっています。   

 さらに作田氏は今回大きな過ちを犯しました。診断書作成に勤しむがあまり、原告娘を診察しないで書いてしまったのです。このことは司法からも「医師法20条違反である」として厳しく断罪されました。(両判決を次のサイトで確認ください。スクロールすると下部にあります。https://atsukofujii.com/)  

 診断書を交付したのは作田氏の勤め先である広尾・日赤でしたので、私は院長に手紙を書き、その結果作田氏は昨年3月末に除籍されました。また、原告娘の診察は行っていないにもかかわらず初診料7割分は国民健康保険から日赤に対して支払われているため、「不正取得にあたるため返却すべき」と日赤を追及し続けたところ、日赤が国保に返金したと受け取れる情報が最近、指導監査部から入ってきています。

 このように作田氏の不正な診察を巡り多くの問題が生じています。勝訴を受け、近々私達は作田学氏を反訴する予定です。

 作田氏も日本禁煙学会も未だに完全沈黙を続け、そちらで昨年夏シリーズで寄稿した荻野寿美子氏も同じ態度です。イデオロギー・政策とは別に、事実・誤りを認める謙虚さがなくては信頼は勝ち得ません。赤旗さんとしても、今後慎重にご判断ください。  

尚、メールが届いたか不安なので、ご一報ください。詳細がお知りになりたければ、遠慮なくお電話ください。
藤井敦子
住所:〒225-0021   神奈川県横浜市青葉区すすき野2-5-2-103電話:070-5548-1225メール:a_atchan@yahoo.co.jp

2021年8月10日(火)

しんぶん赤旗から下記の返事があった。

メールありがとうございます。 担当部に転送しました。 赤旗編集局読者室