これまで最大の壁として立ちはだかってきた日赤が、ついに協力を申し出てくれた。青葉署の刑事が日赤の捜査を開始したことがきっかけだ。院長代理はこう語った。「以前、藤井さんに、行政から問い合わせがあれば対応するとお話しました。それは約束を守りました。(刑事が)いらして、法律に基づいての提出があったので、それは全て対応します。」私はこれまでの苦労が報われたような気持ちになった。身体が震え、数日間まるで宙を浮いているような状態だった。それほど日赤の壁は厚かったのだ。
日赤院長に初めて手紙を書いたのが2019年12月のこと。それから1年半、諦めずにやって来て良かったと思う。その姿勢を最大限評価し、矛を収めることとする。
私はこれまで日赤に対し公式の謝罪を求めて来たが、謝罪だけを強引に要求することは、また形だけの謝罪にも繋がる可能性を生む。それでは意味がない。それよりも、日赤自身が自分で考え真相究明に能動的に協力してもらうことの方が再発防止にも繋がり、結果、医療人としても襟を正していくこととなる。社会も見つめている。事実解明に協力することが事実上の謝罪と反省となる。
これで、日赤、警察、行政各所(東京都福祉保健課指導監査部および横浜市健康福祉局保険年金課)、全ての協力が得れるようになった。朗報である。
※現在警察が捜査中で守秘義務があるため、これ以上の具体的な言及は控える。