皆様へ

(1)作田医師への反訴開始

青葉署の担当刑事は、休みも返上して横浜副流煙事件の捜査にあたってくれています。日赤の協力により着々と進んでいるようです。このかん多くのことがありましたが、まず最初に挙げねばならないのは作田学氏(およびA家族)への反訴の準備を始めたことでしょう。下記の黒薮哲哉氏の記事をお読みください。

煙草を喫って4500万円、不当訴訟に対して「えん罪」被害者が損害賠償訴訟の提訴を表明、「スラップ訴訟と禁煙ファシズムに歯止めをかけたい」黒薮哲哉

(2)驚愕の事実

 私は、作田学氏が厚労省とともに改正健康増進法の施行(2020年4月)に向けて尽力してきたことは知っていましたが、まさかそれを尽力した人物・正林督章(しょうばやしとくあき)氏が、厚労省のトップに昇りつめていることは知りませんでした。これを知った時には愕然としました。8月19日のことです。

 そこで、これまで事件を理解してくれている関東厚生局のほうに、厚労省と繋いでもらうようお願いしたのです。その結果、無事、厚労省と話すことができるようになりました。担当は「タバコ対策専門官・荻野氏」です。能動喫煙・受動喫煙両方の担当で、昨年担当についた方なので作田氏や日本禁煙学会については何も知りません。その方と長く話をした結果、8月30日付けで正林局長あてに要望書をメールで送ることが出来ました。下記をお読みください。

厚労省・正林局長に要請~【作田氏および『受動喫煙症』を掲げる団体との関係の見直し】と【喫煙者差別】について

(3)共産党(しんぶん赤旗)とひと悶着

 作田氏および日本禁煙学会は多くの記事をしんぶん赤旗によって書かれています。しかしこの度、しんぶん赤旗の担当記者が横浜副流煙事件の事実を知り、今後は記事を書かないと明言してくれました。きちんと話せば、どの組織も最終的には理解してくれます。それだけ作田のやったことはかばいようのない酷さだということです。

(4)2名の重要人物の辞職

9月14日、朗報がありました。横浜副流煙裁判に関与した警視庁警視総監(元神奈川県警本部長)斎藤実氏と、厚労省健康局長正林督章の両官僚が辞職をしたのです。このことで、公式に作田学氏をかばう人は誰もいなくなりました。

(5)Wikipediaにおける「受動喫煙症」の表記

かつてウィキペディアで「受動喫煙症」と調べると、作田達の言い分ばかりが書かれていましたが、最近では「横浜副流煙裁判」についての記載も見られるようになりました。下方にある「最近の裁判所における判断」と「政策目的という批判」を読んで下さい。

(6)よだかれん新宿区議会議員に事件を伝える

9月15日に新宿区議のよだかれんさんとお話をしました。よださんは受動喫煙の削減に向けて活動をしている議員です。日本禁煙学会作田学氏の行ったことを伝え、受動喫煙削減活動を健全に行って欲しい旨を伝え快諾を得ることができました。

(7)改正健康増進法違憲訴訟について

9月10日、八王子在住の國本武春さんが国(厚労省)を相手どって「昨今の煙草規制は強すぎる」と提訴しました。昨年4月に施行された改正健康増進法が違憲であるとの訴えです。本来はこのような提訴は、法律が制定される前に行うべきものだと考えます。遅きに失する感は止むを得ませんが、愛煙家がついに立ち上がったとも言えます。しかしながら、昨年施行させた法律を違憲と国が認めるとは考え難く、まずは喫煙者を差別する行為に対して愛煙家が集団訴訟を起こすなど、具体的な問題で提訴し、その異常性を訴えた後に法律もおかしいと訴えた方が世の中に伝わりやすいのではと考えます。

(8)湖東記念病院事件について

最後になりましたが、9月には冤罪に関するとんでもない事態が起きました。下記の2つのニュースをお読みください。

この事件を担当する井戸謙一弁護士は、黒薮哲哉氏が取材した「滋賀医科大事件」で患者側の弁護を請け負う方でもありました。その中で、岡本圭生医師が常々、私達の事件のことを井戸弁護士に伝えて下さったそうです。そして、私達のことを心配した井戸弁護士が、自身の信頼する都内在住の弁護士を私達に紹介してくれたのです。昨年11月のことです。下記は上記事態を受けた直後の井戸弁護士への取材です。お読みください。

下記は私が滋賀県の知事に宛てた内容です。作田もそうですが、皆、悪いことをやっておきながら認めることなく逃げようとするのです。そのような首根っこを押さえてキッチリと責任を取らせねばなりません。

今後とも、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

藤井敦子