神奈川新聞

令和4年4月20日、神奈川新聞が検察審査会による「作田氏不起訴は不当」との判断を下したことについて報じた。

下記は黒薮哲哉氏が自身のウェブサイト「メディア黒書」にて報じたものである。

よみうり新聞

検察審査会が検察が下した「作田氏不起訴処分」を不当であると決議したのは、令和4(2022年)4月14日(木)である。私の手元に書面が郵送で届いたのが4月20日(水)だ。すぐに封を切ったのだが、封を切った時には「どうせ覆るわけがない」と思っていた。が、そこにある文字を見て驚いた。不起訴不当と書かれている。その直後、電話が鳴った。読売新聞の記者だという。不起訴不当と検察審査会が下した判断が、今朝、横浜地裁に行ったら掲示板に貼ってあったので話を聞きたいというのだ。恐らく横浜地裁につめている記者クラブの人だ。

だが、私にとっては黒薮さん達に連絡するほうが先だった。私は言葉で喋ることには卓越している部分があるのだが、文字を読むことが苦手だ。読書などもっての他の人間なのだ。ましてや、不起訴不当という天と地がひっくり返る出来事が起こった時、もはや冷静にじっと文字を読むことなど不可能だ。だから、まずは黒薮さんに読み解いて、黒薮さんの言葉で説明してもらうことの方が取材よりも大事だった。

なので、相手の名前だけを聞き電話は切り、検察審査会からの文書をスキャンし、黒薮さん・岡本医師・弁護士・支援の会の皆にまずは送った。そしてすぐさま黒薮さんに電話すると、「不起訴不当の判断は間違いがないので、取材があったなら、まずはそちらの取材に答える方が大事。そちらに電話して」と言われた。

そこから私は読売新聞の記者の方と話すことになるのだが、興奮が凄くて、まともに要点をおさえて話すことが出来ない。全く取材にならない状態だったのだ。が、その女性記者を相手に様々と説明をしていくうちに、段々と落ち着きを取り戻して行った。私は、あのような取り乱し方で取材を受けたものが記事になるわけはないと考えた。が、翌日、記事になっていたのだ。